Tech Kids School オンライン校
🚀 Tech Kids School オンライン校について
QUREO との関連:
QUREO と同じくサイバーエージェントグループが運営しているのが Tech Kids School です。そして、そのオンライン校が Tech Kids School オンライン校になります。小学生向けプログラミング教育 | 株式会社サイバーエージェント
✨ 特徴
オンライン校ですが、渋谷校との違いが「場所」と「対象学年」のみという点が大きな特徴の一つです。
オンラインでも少人数が維持されているところがすごいですね。
【Tech Kids School】オンライン校をご紹介! ( テックキッズスクール )
- 渋谷校と同様のカリキュラム
- 渋谷校と同様に生徒3名にメンター1名
- プログラミング言語の学習だけでなく、実践的なゲームやiPhoneアプリの開発
- デザインツールを使ったクリエイティブ講座や、プレゼンテーションの講座
📚 学習内容
以下のリンクの「カリキュラム(学習内容)」の内容を見ていただきたいですが、プログラミングの基礎部分は「Scratch」でベースを作り、そこからゲーム開発や iPhoneアプリ開発へとステップアップしていく設計のようです。
渋谷の小学生・子どものためのプログラミング教室 | Tech Kids School | 継続学習コース
Entry/Junior/First Stage
Scratchでプログラミングの基礎作り
Second Stage
C# での Unityゲーム開発、または Swift での iPhoneアプリ開発
Scrach で学んだ基礎をテキストプログラミングでも記述できるように
Third Stage
C# での Unityゲーム開発、または Swift での iPhoneアプリ開発
時間をかけてゲームやアプリを完成させていく
多くのプログラミング教室は手間を減らすために「Webブラウザのみで完結する」環境で学習させることが多いです。QUREO もその一つです。
しかし、Tech Kids School オンライン校では、Unity や Swift といった実際の開発環境を使って学ぶことができるのが大きな特徴です。
事実、実際のプログラミングは開発環境無しには行えないことがほとんどです。
多くのゲームやアプリをリリースするサイバーエージェントグループならではのカリキュラムだと感じます。
対象年齢
小学3年生〜中学生
指導体制
生徒3名にメンター1名
講師タイプ
研修済み大学生メンター
授業形態
オンライン少人数指導
📚 コース・料金詳細
| コース名 | 学習内容 | 料金 | 頻度・時間 |
|---|---|---|---|
| Tech Kids School オンライン校 | Entry Stage: Scratch Junior Stage: Scratch First Stage: Scratch Second Stage: C#/Unity, Swift/iPhone, デザイン Third Stage: C#/Unity, Swift/iPhone, デザイン | 月謝: 20900円 教材費 2200円/月 | 月3回 120分 |
QUREO は教室ごとに料金が異なるため、純粋な比較はできませんが、徳島県内の QUREO 教室の料金が、1回60分、月4回で 11,000円〜 つまり 240分/月で 11,000円〜 という計算になるので、Tech Kids School オンラインが 360分/月で 20,900円なので、そこまで高額ではないということがわかります。
⭐ Tech Kids School オンライン校と QUREO の違い
ここでは違いを記載しますが、QUREO は Tech Kids School が監修しているものの、Tech Kids School のカリキュラムではおそらく利用されていません。
QUREO のオンライン校が Tech Kids School という意図ではないため、あくまで参考情報としてご覧ください。
Tech Kids School オンライン校
🎓 指導体制
生徒3名に対してメンター1名の少人数制
サイバーエージェントの研修を受けた大学生メンター
💻 開発環境
Second/Third Stage は実際の開発現場と同じ環境
Unity(C#)、Xcode(Swift)を使った本格開発
レンタルはできない:
Tech Kids School オンライン校のレンタルPCについて
上記の公式の資料にある通り、オンライン受講の場合はレンタルはできません。Third Stage も見据えると、Mac か Windows PC かをこの時点で選択することになるかもしれません。
一方で、Third Stage での実践的な開発は受講時間だけではもったいないので、自宅で自分専用の開発環境を使って自由に開発できる環境を整えることができるのは大きなメリットではないかと思います。
📚 カリキュラム
Scratch での基礎習得からゲーム・アプリ開発での実践的な開発
ゲーム・iPhoneアプリ開発、プレゼンテーション講座
🎯 所感
おそらくカリキュラムに応じた教材も十分に用意されていると思われますが、それでも少人数かつ研修済みのメンターを付けるというところに、プログラマを育成したいという気持ちを感じます。
生徒の中には、コンテストでの入賞や実際にアプリケーションをリリースしてしまう生徒もいるようで、「作り上げる」という実践経験も着実に積まれているようです。
QUREO プログラミング教室
👥 指導体制
教室により異なる(1対多が一般的)
各教室の講師が指導、Webサービスであるため教室での自学自習も多い。
講師はプログラミング未経験者でも可。
🌐 開発環境
Webブラウザで完結できる (マインクラフトを使う導入パートは除外しています)
開発をするというよりは、教科書の代わりに Scratch や JavaScript が動くWebアプリケーションでレッスンを受ける形になる。
📖 カリキュラム
初級・中級と多数のレッスンによる体系的な学習
キャラクターとの対話形式でゲーム感覚で進められる教材。自動採点されるため生徒自身で進められる。
✨ 所感
アプリケーションがよくできており、一人で黙々と進めることができます。そのため、プログラミング未経験の講師でも開校が可能ということなのでしょう。
QUREOプログラミング教室のコース・教材 を見ると、Tech Kids School の First Stage に相当する内容が、QUREO の初級にあたるのではないかと思います。
ただし、QUREO の中級以降の内容は、Tech Kids School の Second Stage 以降の内容と比べると、実際の開発環境を使った学習ではないため、少し物足りなさを感じるかもしれません。
一方で、プログラミング検定などに準拠したカリキュラム構成になっているため、検定受験や大学受験に向けた学習を目的とする場合には、QUREO の方が適しているかもしれません。
個人的には、アプリケーションとしての完成度が高いので、教室だけでなく自宅で何度も復習できれば、より学習者の知識の定着に繋がるのになと思います。